レズビアンのリバとは？当事者が詳しく解説します

一言にレズビアンと言っても、様々なセクシャリティがあります。

セクシャリティにはそれぞれ特徴があり、特性もさまざまです。

タチやネコは聞いたことあるけど、リバは初めて聞いた！

という方ももしかすると、いらっしゃるかもしれません。

そのため、自分が「リバ」であるということを知らない人も？

今回こちらの記事を最後まで読んで頂くことで、リバとはどんなセクシャリティなのかどんな特徴があるのか？

が、徹底理解できるようになります。

記事を読むことで自身のセクシャリティを自覚できる可能性も！

最後まで読んで頂き、レズビアンの「リバ」についてマスターしていきましょう。

レズビアンにおけるセクシャリティとは？

レズビアンのセクシャリティとは主に「夜の営みの際の立ち位置」を指します。

男性と女性であれば、男性がリードするケースが多いでしょう

しかし、レズビアン同士の場合は、同性同士なのでどちらが攻めか受けかというのが分かりづらいという点があります。

そこで、タチやネコ、リバなど夜の営みの立ち位置をハッキリさせる言葉があることで、相手との相性を定義させやすくなります。

なお、見た目がボーイッシュな「ボイ」や、女性的な見た目の「フェム」と、夜の営みのセクシャリティは関係しないので覚えておいてください。

ボイの見た目で受け身のレズビアンも多くいますし、フェムな見た目なのにリードする女性も多いです。

なので、見た目では判断できないということを覚えておきましょう。

それでは、そのセクシャリティの種類について、次項で詳しく解説していきますね。

タチ、ネコ、リバとはどんな意味？

レズビアンのセクシャリティには、以下の3種類があります。

• タチ
• ネコ
• リバ

今回はリバについて解説しますが、その他のセクシャリティについても簡単に触れていきましょう。

タチ（攻め）

1つ目は「タチ」です。

タチとは「夜の営みの際にリードする役目の女性」のことを言います

一般的には、「攻め役」がタチという考え方です。

女性的な見た目のフェムの方でも、タチであるケースもかなり多いです。

なお、呼び方として見た目がフェムで「タチ」なのであればフェムタチ、

逆に見た目がボイでタチであれば「ボイタチ」といいます。

ネコ（受け）

2つ目は「ネコ」です。

ネコとは「夜の営みの際にリードされる女性」のことを言います

基本的に、夜の営みで受け身に回る女性はネコといえるでしょう。

ネコの場合も、「見た目はボイだけどネコ」という女性も一定数います。

とはいえ、ボイネコはフェムネコに比べると人口は少ない傾向にあります。

理由としては、ボイ女性は男性的にみられたいという人が多いため、夜もリードする側になりたいと考える人が多いためです。

ボーイッシュだからといって「タチ」と決めつけないように心がけましょう！

以下で、タチ・ネコについて解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

リバ（受け＆攻め）

3つ目は今回ご紹介している「リバ」です。

女性同性の性行為ではシチュエーションや状態で性役割がコロコロ入れ替わることも少なくありません。

そのため思っていたセクシャリティとは違っていた、という人も

リバでも割合が半々ではなく、タチ寄りリバやネコ寄りリバなど割合が異なるケースが多いです。

バリ○○とはどんな意味？

各セクシャリティの前に「バリ」とつけて表現することもあります。

バリタチ	夜の営みの時はほぼ責める人
バリネコ	夜の営みの時はほぼ受け身の人

このように、自分のセクシャリティがハッキリしている女性は、「バリ」を使って自分を表現します。

バリリバという表現をすることはほとんどありません

○○寄りとはどんな意味？

セクシャリティの後に「寄り」とつけることもあります。

ネコ寄り	基本は受け身だけれど、たまに責めることもある
タチ寄り	基本はリードするけれど、たまに責められたい

セクシャリティがハッキリしないことも多いので、「寄り」という言葉を使うレズビアンは結構多くいます。

自分でも気分が分からない時は、うまく「○○寄り」を使いましょう。

リバに関するSNSの反応は？

世の中のレズビアン女性の中には「リバ」の人が沢山います。

その中でリバ女性たちがセクシャリティについて、SNSなどでどんな反応をしているのかをまとめてみました。

• 恋人って存在がいたことないから、レズビアンとしての自分がタチかネコかもわからないし、多分リバだと思うんだけども(引用元：Twitter)
• レズビアンのリバって…どこからがリバ！？　助けてみんな！！！！！(引用元：Twitter)

1つ目の書き込みでは、「自分がタチなのかネコなのかわからない」と書かれています。

こういったケースは経験を重ねていくうちに、自分のセクシャリティも段々とハッキリしてくることが多いです。

2つ目の書き込みでは「リバってどこからなの？」と書かれています。

セクシャリティはハッキリと決めつける必要もないので、その時の気分に応じて「○○寄りのリバ」などの表現をとるといいかもしれません。

リバの特徴について

以下でリバの特徴について、2つの理由をピックアップしました。

• セクシャリティはグラデーションである
• 自分がリバだと気が付いていない人も多い

それぞれの理由を、詳しく解説いたします。

セクシャリティはグラデーションである

レズビアン女性のセクシャリティはグラデーションです。

そのため、自分のセクシャリティをはっきり認識できていないことの方が少なかったりします。

ハッキリと「リバ」だと言ってしまうと、逆に気分によってセクシャリティを変えにくくなります。

なので多くのレズビアン女性は「○○寄りのリバ」などのように、曖昧な表現にとどめるのです。

グラデーションだからこそセクシャリティにこだわり過ぎることなく、相手との時間を楽しむことが重要でしょう。

自分がリバだと気が付いていない

レズビアン女性の中にはリバの要素があるのに、リバだとは気が付いていない人も多いです。

経験を重ねてくると、自分にはタチの要素もネコの要素もあることが分かることがありますが、経験が少ないと自分のセクシャリティに気づけないことも多いです。

自分は完全にタチだと思っていた女性が、何らかのきっかけで受け身になった際、リバであることに気づくケースもあります。

逆にいつもはリードされているネコの女性が、突然リードする側のタチに変化することもあるのです。

色んなシチュエーションで経験を積んでいくのも、本当の自分に気が付くチャンスかもしれません

まとめ

今回はレズビアンのセクシャリティ「リバ」について詳しく解説してきました。

セクシャリティはグラデーションなので、誰しもリバになる可能性はありますので、経験を重ねて自身のセクシャリティを探してみてくださいね。

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以下の記事で、おすすめのマッチングアプリをまとめているので、こちらも参考にしてみてください。