どうも、ビアンアプリ研究部です。
突然ですが、あなたのあなたはどのような家庭で育ちましたか?
多くの方は「お父さんがいて、お母さんがいる家族」と答えるのではないでしょうか。
しかし、世の中には色々な家庭が存在するもの。
例えばレズビアンカップルで「ママが二人いる」という家庭も存在します。
今回の記事では、そんな「ママが二人いる家族」をテーマにした絵本「ふたりのママの家で」という作品をご紹介していきます。
私もレズビアンで、真剣に将来を考えているパートナーがいるので、とっても共感できた作品です!
本記事を読んで頂くことで、「ふたりのママの家で」の概要やセクマイが共感できる部分を理解することが出来ます。
実際に本を購入する方法までまとめているので、ぜひ最後まで読んでいきましょう!
ふたりのママの家でとは?
まずは、ふたりのママの家でとはどんな作品なのか?概要以下に簡単にまとめてみました。
著者 | パトリシア・ポラッコ |
英語版タイトル | In Our Mothers’ House |
翻訳者 | 中川 亜紀子 |
出版社 | サウザンブックス社 |
日本で発売された年 | 2018年 |
ふたりのママの家でとは、2009年にアメリカで「パトリシア・ポラッコ」という作家によって描かれた絵本です。
男性と女性の夫婦の家族ではなく、女性の同性カップルの家族を題材にした内容となっています。
その「In Our Mothers’ House」を日本語に訳して、「ふたりのママの家で」というタイトルで日本で発売されています。
しかも、日本語版の出版にあたっては、クラウドファンディングで260万円の資金が集められたそう!かなり人気が高い絵本だったことがよく分かりますね
あらすじ※ネタバレ含む
では、「ふたりのママの家で」とは具体的にどんなあらすじなのか?
もう少し詳しく見ていきましょう。
「わたし」は二人のママの娘
主人公は自分の事を「わたし」と言っている女の子。
「マーミー」と「ミーマ」という2人のママに引き取られた小さな赤ちゃんです。
マーミーとミーマは、共にレズビアンの女性で、結婚もしています。
ただ、子供を設けることは出来ないため、養子として「わたし」を引き取って、一緒に暮らしていたのです。
初めて「わたし」を抱っこした時の話をすると、マーミーとミーマは「涙ぐんでその話をする」と物語には書かれています。本当に欲しかった2人の子供を授かった事がよく分かる表現ですね。
「ミリー」と「ウィル」という兄妹も出来た!
わたしがちょうど3歳になった時に、弟の「ウィル」がやってきます。
ふうふは、2人目の養子を貰ったのですね。
さらにウィルが3歳になった時には「ミリー」という妹もやってきます。
こうして、マーミーとミーマの家族は段々と増えていったのです。
あるとき、マーミーは「ウルジー通りのご近所パーティー」というパーティーを主催することになります。
内容としては、ご近所さんみんなでイベントを出し合って、交流を深めようというイベント。
マーミーと、ミーマ、そしてわたしとウィル、ミリーたちも色んなアイディアを出し合いました。
そして、パーティを通じご近所さんたちとも、無事に交流を深めることが出来ました。
パーティーは大成功!でも…
ウルジー通りのご近所パーティーは大成功。
しかし、気になるのは近くに住む「ロックナーさん」の態度。
パーティーの招待状をわたしが持っていくと、「ジロリ」とにらまれてしまいます。
ロックナーさんは、レズビアン同士のふうふ一家にあまりいい印象を持っていないようです。
そのことを、をわたしがミーマに伝えると、ミーマは優しくわたしを抱きしめ「ベイベー、私はあなたが大好きよ」と言ってくれました。
血の繋がりだけが親子ではないんだな、と愛の尊さを感じる瞬間でした
ママとの悲しい別れ
そうして、物語は進み。
わたしも、兄妹たちもみんな大きく成長していき、大人になります。
物語は最後、マーミーとミーマと、わたしの「最期のお別れ」の部分まで表現されているのです。
血の繋がりのないわたしと二人のママは、どんなお別れをするのでしょうか?
気になるエンディングは、実際に絵本を購入して確かめましょう。
絵本を読み終えた時、私もぼろぼろと涙を流してしまいました。是非、読んでもらいたいです!
見所とは?
「ふたりのママの家で」の見どころと言うと、「レズビアン同士のカップルでも、こんなに素敵な家族が持てるんだ」ということを全面に表現してくれているところでしょう。
血の繋がりはない一家ですが、本当の家族よりももっと深い愛情で結ばれているようみ見えます。
レズビアン同士で「本当に幸せになれるのか?」と不安を感じている人は、かなり心にグッと刺さる物を感じてもらえるのではないでしょうか?
クチコミは?
「ふたりのママの家で」にはどんなクチコミがあるのか?実際に読まれた方の口コミをいくつか見ていきましょう。
・年齢を重ねて自分が子どもが生まなくなっても、まだまだ未来は切り拓かれる!と思ったらなんだか、勇気づけられました!
・ママが2人の家庭は特別でしょうか?確かにパパはいません。でも、このママ2人の家族の、なんて「普通」に幸せなんでしょう!とても温かい絵本です。
引用元:Amazonレビュー
まず、目に着いたのは「勇気づけられた」という内容のクチコミです。
もし自分が子供を授からなくても、こんな関係の親子になれるのなら「未来は切り拓かれる」と思えたということを書かれています。
本当に、女性にとっては勇気づけられる1冊になっていますね!
その他「ママ二人の家族でも、普通に幸せになれる」という事に感動したというクチコミも多いです。
レズビアンでもこんなに素敵な家庭が築けるなら、前向きに人生を楽しめること間違いありません。
ふたりのママの家でを読む方法
では、「ふたりのママの家で」を読むにはどうすればいいでしょうか?
2通りの方法がおすすめなのでご紹介しておきます。
サウザンブックスで電子書籍の購入
1つ目の方法は、正規出版社の「サウザンブックス」のウェブサイトで電子書籍を購入して読む方法です。
サウザンブックスのウェブサイトに行けば、簡単に購入できるので試してみましょう。
タブレット端末などをお持ちの場合は、この方法で読まれたらいいかもしれませんね。
アマゾンで単行本の購入
2つ目の方法は「アマゾン」などの通販サイトで単行本を購入する方法です。
絵本と言えば、やはり紙の本を手でめくって読んだ方が、味わい深さがあります。
また、実際のイラストの雰囲気もリアルに見ることが出来るので、単行本の購入もいいかもしれません。
個人的には、単行本の購入をおすすめします!自宅に1冊持っていると、いつでも好きな時に読みやすいですよね。
以下から絵本の商品ページに飛べるので、ぜひ一度ご覧ください。
どんな人に向いている?
「ふたりのママの家で」を読んでもらいたいのは、以下のような人です。
・レズビアンで真剣に家庭を持つこと考えている人
・家族の在り方に悩んでいる人
あなた自身がレズビアンで、真剣に将来のことを考えて「不安になっている人」には是非とも読んで頂きたいです。
マーミーとミーマの姿を見て、きっと勇気を貰えるはずです。
また、「今の自分の家族の在り方に悩んでいる人」にもおすすめ。
今作は確かにレズビアンふうふを題材にした作品ですが、LGBTQ以外の人が読んでも、心にグッとくる内容となっています。
実際に女性ふたりで子育てしているカップルもいらっしゃるので、そういった方には是非お子さんに読んでほしいです!
まとめ
というわけで、今回は「ふたりのママの家で」という作品を詳しく解説してきました。
本当に感動する絵本なので、是非とも一度手に取ってもらいたい作品です。
もし、ご自身も将来を考えられる素敵なパートナーが欲しいのであれば、「マッチングアプリ」などで出会う方法もおすすめ。
アプリはビアン向けマッチングアプリ5選でおすすめのマッチングアプリをまとめているので、
ぜひ参考にして素敵な出会いをゲットしちゃいましょう。
素敵なビアンとしての未来を絵本を通じて描いてみませんか?