レズビアン女性ってどんな理由で別れることが多いんだろう?
同性・異性問わず、カップルに別れはつきもの。
どんなに仲のいいカップルでも、いつかは破局という悲しい結末が迎えるパターンも少なくありません。
カップルの別れにおいていくつか破局理由というものはありますが、
レズビアンカップルが破局する際に似たような理由を聞いたことがある、なんてことありませんか?
実はレズビアンカップルが破局する理由には共通点があるんです
今現在レズビアン同士でお付き合いをしている、という方や、
レズビアンの女性と付き合っていたが、お別れをしてしまった、という方もいます。
お別れを経験した方にとっては、もしかするとその理由だった、なんて方もいるかもしれません。
今回は、レズビアンカップルがお別れをする理由の中でも、
- 同性カップルが別れる理由で多いもの
- 別れを防ぐ方法
などを中心にご紹介していきます。
今後、パートナーと円満な関係を築きたい、別れる選択をしたくない!という方は是非とも参考にしてみてくださいね。
世間体が理由で別れてしまうことが多い
同性カップルというのは、偏見が多いということもあったり、社会的なサポートがなかったり、
社会的な理由で別れてしまうことが多いのが現実です。
例えば、
親に会うたびに孫の顔を見せろって言われて、家族との関係がギクシャクしている・・・。
なんて人も少なくないのです。
セクシャリティのカップルYoutuberも、そういった避けがたい理由でお互い好き同士なのに別れてしまいました、
といった報告動画をアップロードもよく見かけます。
同性カップルは様々な悩みを抱えていたり、周囲からの偏見の目だったり、オープンにできないつらさを抱えているケースが多いので、どうしてもそういった社会的な理由で別れるケースが多くなってしまうような印象があります。
レズビアンが別れる理由3選
レズビアンカップルが別れる理由としていろいろな理由があげられますが、
その中でも共通して多い理由がいくつかあります。
今回はそれを3つに絞ってご紹介していきたいと思います。
- 同性婚が認められていないから
- 価値観が違ったから
- 異性や同性と浮気したから
以下で詳しく解説します。
1.同性婚が認められていないから
まず一つ目にあげられる理由としては、法律的に同性婚が認められていないことです。
そのため、「周りに公言した関係になれない」、「将来が見えないのがつらい」、といった理由でお別れしてしまうケースが多いです。
どうしても、まだまだタブーな関係と思われてしまうのが日本なんです
とはいえ、現在では各地方自治体、都道府県でパートナーシップ制度が認められてきており、
同性カップルの可視化が進んでいるという点もあります。
marriage for allの調査によると、現在200以上の都道府県・地方自治体でパートナーシップ制度を認めています。
パートナーシップ制度により、同性カップルとして公に認められ、病院での面会の際に家族として取り扱ってもらうことができたり、携帯の家族割を適用することができます
今までは病院の面会も家族以外ということで面会できなかったのが、できるようになったということで、そういった面はプラスに感じますよね。
ですが、実際は結婚することができず、戸籍も別で社会的なサポートを受けることもできないため、
精神的に不安になってしまう、という理由でお別れを選ぶレズビアンカップルが多いようです。
2.価値観が違った
続いての理由としては、お互いの価値観が違っていたから、といった理由です。
これは男女カップルでも起こりうる理由のひとつですが、一緒にいるとどうしても価値観のズレが生じてしまいます。
そこでお互いに譲り合うことができるのか、できないのかで最終的にお別れをすることになった、というカップルも多いです。
価値観というのは恋愛の価値観だったり、お金の価値観、家族に対しての価値観、恋人・友達・仕事の優先度など、様々。
ちょっとした価値観のズレならまだしも、これだけは許せないという価値観もそれぞれあるかと思うので、
そういった部分をしっかり話し合うことができないままお別れする、といった理由も少なくないのです。
3.異性と浮気したから
レズビアンカップルの中でも意外と思われるかもしれませんが、異性や同性と浮気をしたことがきっかけで別れることになった、という理由です。
女性同士だと浮気は無縁なのでは?
と考える人も多いですよね。
レズビアンのWebメディア「ガチレズ 」の調査によると、500名のレズビアン女性に「浮気経験の有無」を聞いた結果、
なんと300名が「浮気したことがある」と回答しています。
また、彼女が浮気していた場合にどうするか?を聞いたところ、40%が「別れる」と回答する結果に。
もちろん、浮気というのは個人の中で様々なボーダーラインがあります。
性行為をしたからというわけでもなく、カップルのルールの中において、これは浮気ラインというラインを超えてしまい、不信感が募ってお別れを選んだ、というのもよく耳にします。
同性カップルだからといって、ライバルが同性だけではありません。
人によっては、異性も含まれてくることもあります。
カップルの間で決めていたルールを破ることで相手に不信感が募り、相手のことは好きだけれど、
別れるという選択肢を選んだ、なんてカップルが多いんです。
別れを防ぐ方法とは?
いくつか別れる理由をあげてきましたが、誰しも別れを選ぶことは避けたいもの。
お互いの気持ちが離れないために、日々どうしていくのか、というのが一番の課題ではあるかと思います。
ここでは別れを防ぐために具体的にどんな方法があるのか、見ていきましょう。
1.日頃からコミュニケーションをとること
まずは日頃からしっかりとコミュニケーションを取ることです。
コミュニケーションをとることで、お互いのすれ違いを防ぐことができます。
具体的には、
価値観の相違だったり、カップルの間のルールなど、些細なことから2人の将来について話しておくことで、
ちょっとしたすれ違いを減らすことができます。
なかなか価値観などは付き合いはじめだと話すことに対して勇気が必要です。
ただ、付き合いはじめだからこそ、きちんと話してあっておくことで相手のことを理解することにも繋がります。
ちょっとした報告・連絡相談をするだけでも、お互いの信頼度が上がっていきますし、
何か思うことがあれば都度話し合っていくことで、喧嘩をすることもなくなり、安定したお付き合いを続けていくことができるはずです。
2.お互いが自立していること
2つ目は、お互いが自立していることです。
お互いが自分自身を養える環境であったり、精神的に1人でも安定したりすることで2人の関係をイーブンかつ良好に保つことができます。
仮に自立していないと不安になりやすく、周りの声に惑わされてしまいやすくなります
周囲から何を言われても自分たちはこういうお付き合いをしているから大丈夫、と周囲の言葉に惑わされない強さを持つことです。
「同性なんだから、ずっと一緒にいられる訳じゃない」
なんて、マイナスな意見を投げかけられることもあるでしょう。
悪気はなくても当事者にとっては辛い言葉で、そのたった一言でもお付き合いを続けていく自信がなくなった、なんてこともあり得ます。
ただ自立していれば、将来2人で生活していける自信もつきますし、精神的に不安定になりにくくなります。
人の言葉は時には刃を持つといいますが、やはりそんな言葉を投げかけられても、大好きな恋人と支え合いながらお付き合いしていく強さを持つことも大切なのです。
2人の関係を大切にしよう
今回はレズビアンカップルの別れる理由としてあげられる3つの理由と別れを防ぐ方法について紹介してきました。
やはりどんなカップルでも価値観が違うだけでも別れに繋がりますし、しっかりコミュニケーションを取らなければお互いを信じることもできません。
別れの理由はこれ以外にもいろいろな理由があると思いますし、それぞれを取り巻く環境も違うと思います。
しかし、ちょっとしたすれ違いであれば、話し合うことで解決することもできると思いますし、日頃からコミュニケーションを取りながら対策を練っておけば、心が動揺することもなく、落ち着いて対処することもできるでしょう。
同性カップルは、様々な困難に囲まれて悩まされることが少なくありません。
しかし、せっかくお付き合いできた大好きな人との幸せな時間。
一緒になって困難や悩みを乗り越えていくのも一つです
どんな理由でも、話し合うこと、お互いを信じること、この二つができるだけでも、別れを遠ざける手段になり得ますよ。